「すべての子どもに読書の喜びを」~図書館としての“布の絵本”の取り組み

 図書館での児童サービスを考える上で,乳幼児サービス・障害者サービスの重要性は,「子ども読書年」(平成12(2000)年)からのブックスタート,「障害者権利条約」・「障害者差別解消法」(平成28(2016)年)を経て,益々大きくなっている。
 その中で,“布の絵本”の取り組みは,小さな手作業の積み重ねを草の根的に広げることで,地道に確実に,子どもの育ちを支え続けてきた。
 三重県では,今大会「児童サービス分科会」での発表者,多気町立勢和図書館において平成18(2006)年から開始された。「東京布の絵本連絡会」代表,渡辺順子氏を迎えての講演会・ボランティア養成講座がサークル結成へと結実したものである。(*ボランティアサークル制作→図書館の蔵書→貸出可)その後,同様に導入した館,独自の経緯での導入館も含め,今大会ギャラリーにて所蔵“布の絵本”を展示させていただく。ぜひ,手に取ってご覧いただきたい。